和田 秀樹「女性は加齢とともに性の楽しみを味わえる」驚きの事実と日本の性教育の課題【医師が徹底解説】

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👩 リサ(インタビュアー)
「和田先生、最近の講演や著書で『女性は年齢を重ねるほど性を楽しめる』とおっしゃっていますが、それって本当ですか?👀✨」

👨‍⚕️ 和田秀樹(精神科医)
「本当ですよ、リサさん😊。この考えの根拠は1976年にアメリカで出版された『ハイト・レポート』にあります。この本は21カ国語に翻訳され、ビリオンセラーになったほど世界中の性意識に影響を与えました📖🌍。」

👩 リサ
「そんなに!?どんな内容だったんですか?」

👨‍⚕️ 和田秀樹
「特に衝撃だったのが第9章で『女性は年をとるにつれて性能力が増大し、幼児期から生涯にわたって性の楽しみを味わえる』と報告されたんです😲。これは“性=若さの特権”という常識を覆しました。」


🌟『ハイト・レポート』が変えた性の意識

👩 リサ
「でもなぜその報告書がそこまで大きな影響を?💭」

👨‍⚕️ 和田秀樹
「それまで女性の性の本音は語られる機会がなかったんです。『ハイト・レポート』は10万人以上の女性にアンケートを配り、数千の生の声を集めた。それを匿名でまとめたからこそ、リアルで率直なデータが取れたんですよ✉️。」

👩 リサ
「具体的にはどんなことが書かれていたんですか?」

👨‍⚕️ 和田秀樹
「例えば女性のオーガズムの実態、マスターベーションの頻度、性の不満、同性愛の体験まで多岐にわたりました。章立ては『マスターベーション』『オーガズム』『性交』『クリトリスへの刺激』『レズビアニズム』『性的奴隷』『性革命』『高齢女性たちの性』『新しい女性のセクシュアリティ』といった感じです👀。」


🧠 フロイト・ユング・ライヒ…心理学者たちの性観念

👩 リサ
「和田先生、欧米の性解放にはフロイトやユングも関わっていたんですよね?」

👨‍⚕️ 和田秀樹
「ええ、フロイトは『性欲を抑圧して神経症になった』とまで言っています🤣。一方ユングは奥さんと愛人と3人で同居するような奔放な人。弟子のライヒは『性の解放こそ人間解放だ』と主張し、それがヒッピー文化に影響を与えたんです🌼。」

👩 リサ
「ライヒの主張は当時革命的だったんでしょうね?」

👨‍⚕️ 和田秀樹
「そうです。特に欧米で性のタブーが急速にゆるんだのは1960〜70年代。スウェーデンやデンマークが1967年にポルノ解禁したことも大きな要因です🇸🇪🇩🇰。」


🚂 世界に先駆けたスウェーデン・デンマークの政策

👩 リサ
「国がポルノを解禁するって驚きです!」

👨‍⚕️ 和田秀樹
「当時、彼らは高齢化で国民の活力低下に悩んでいて、性を解放することで高齢者を元気にしようとした。実際、性の解放は男性ホルモン増加、健康促進に効果がありました💪。」

👩 リサ
「スウェーデンの高齢者施設の例もユニークですよね?」

👨‍⚕️ 和田秀樹
「ええ、南部のリンドガルデンでは性のカウンセリング、性具販売、ドアノブの『邪魔しないで』プレートまで用意。性科学の専門家がスタッフに指導しています😉。」

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日本の性教育は時代遅れ 「生命の安全教育」は具体的な性の知識を教えず 世界では「包括的性教育」が主流

デンマークの包括的性教育と若年層のジェンダー規範形成 第2章文献調査|北欧研究所(Japanordic)


🇯🇵 日本の課題「はどめ規定」

👩 リサ
「一方、日本はどうして性教育が遅れているんでしょう?」

👨‍⚕️ 和田秀樹
「学習指導要領にある『性行為は取り扱わないこと』という“はどめ規定”が大きいです。『寝た子を起こすな』という考えが、性教育の進展を妨げています😔。」

👩 リサ
「なるほど…。でも変わりつつある面もありますよね?」

👨‍⚕️ 和田秀樹
「そうです。一部の高齢者施設では性セルフケアグッズを置いたり、欧米の良い例を学んで新たな取り組みを始めています👍。」


🌸 マスターベーションの驚くべき健康効果

👩 リサ
「和田先生、先生の本でマスターベーションの健康効果も読んだのですが…あれもすごい話ですよね?」

👨‍⚕️ 和田秀樹
「そうですね!マスターベーションはがん予防、筋肉低下防止、ED予防、前立腺の健康維持に役立ちます。骨盤底筋も鍛えられるので一石二鳥です💪。」

👩 リサ
「リラックス効果もあると?」

👨‍⚕️ 和田秀樹
「はい、副交感神経が働くことで血圧が下がり、心拍数も落ち着きます。オキシトシンやセロトニン、βエンドルフィンが出て幸福感や鎮痛作用、リラックス効果が得られるんです🌙✨。」


📚 おすすめ情報リンク

ユネスコ「国際セクシュアリティ教育ガイダンス」
スウェーデン大使館「福祉・高齢者政策」


💬 和田秀樹医師のメッセージ

👨‍⚕️ 和田秀樹
「性は恥ずかしいことではありません。年齢に関わらず性の楽しみを大切にし、心身の健康を保つ手段としてもっと前向きに捉えてほしいと思います🌟。日本の性教育も、世界の流れに合わせて進化することが必要です!」


📝 まとめ:
この記事では、和田秀樹医師が語る『ハイト・レポート』の衝撃、欧米と日本の性教育の違い、マスターベーションの健康効果などを解説しました。性を正しく理解し、豊かな人生に活かすヒントになれば幸いです😊。


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また、詳しく学びたい方は和田秀樹著『熟年からの性』の一読をおすすめします📖。

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