🧠【ある日の会話】証券口座の補償メール、それって本物？

👩‍💼Aさん（投資初心者）：「SBI証券から“補償手続き”のメールが来たんだけど…クリックしても大丈夫かな？」
🧑‍🏫Bさん（ネット詐欺に詳しいジャーナリスト）：「ちょっと待って！それ、詐欺の可能性が高いよ。詳しく教えるね」

件名：【必須対応】資産補償手続きのご案内（SBI証券）
本文：近年の投資詐欺増加に伴い、資産補償を実施中。補償申請はこちらから。
URL：https://si〇〇〇.sbisec.co.jp/login

👩‍💼「最近、証券口座を乗っ取られる事件が増えてるってニュースで見たけど…」

🧑‍🏫「そうなんだ。実際、犯人グループが証券口座を不正利用して株を売買、利益を得てるケースが報告されているよ。」

👩‍💼「怖い…でも、SBI証券から“補償します”ってメールが来たから少し安心したんだけど…」

🧑‍🏫「そのメール、本当にSBI証券からのもの？最近“資産補償”を装ったフィッシング詐欺が急増してるんだ。」

👩‍💼「たしかに、『資産500万円未満なら3万円支給』とか書いてあった！」

🧑‍🏫「その“補償内容”も、実際に日本証券業協会が発表した内容に便乗しただけなんだ。発表の翌日に届いたってことは、犯人は準備してたんだろうね。」

👩‍💼「実は『補償申請手続き』ってボタンを押したら、SBI証券そっくりなログイン画面が出てきたの。」

🧑‍🏫「見た目は本物そっくりでも、URLを見れば違うって気づけるよ。
例：https://si〇〇〇.sbisec.co.jp ←本物じゃない！」

📍チェックポイント：URLの“頭部分”が怪しい！
本物 → https://www.sbisec.co.jp/
偽物 → https://siabcde.sbisec.co.jp/

👩‍💼「ログインすると“取引パスワード”や“認証コード”まで求められた…」

🧑‍🏫「それらを入力しちゃうと、犯人にそのまま情報が送られて、リアルタイムで本物の証券口座にログインされる危険があるんだよ。」

📉【図解】被害の流れ

偽メール → 偽サイトに誘導 → ID/パス入力 → 犯人が本物の口座にログイン → 資産が奪われる

🧑‍🏫「今回はSBI証券を装ったケースだけど、他の証券会社でも同様の詐欺が広がる可能性があるから注意してね。」

👩‍💼「うわ…怖い。でもどうすれば本物か見分けられるの？」

🧑‍🏫「一番大事なのは、メールの中のリンクを絶対にクリックしないこと。アクセスするときは自分で検索して公式サイトから行くようにしよう！」

👩‍💼「ありがとう、危うく引っかかるところだったよ！」

🧑‍🏫「詐欺グループはタイミングを狙ってくるから、常に“ちょっと疑う”意識が大事だよ！」

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